間取りの打ち合わせに並行して、家屋の重要な水回り設備であるキッチン、トイレ、洗面台、風呂についても決めていきます。
タマホームは標準仕様としてそれぞれ2~3社から選べるようになっていますが、私のプランの特徴だったのかはわかりませんが、初めから会社は決められており選ぶことはできませんでした。
営業さんの説明では、期間ごとに発注する会社を決めておいて注文数を集中させることで大量注文によるコストダウンを図っているとのこと。
そのため、別の会社を選ぶ場合は追加費用が掛かってしまうという事でした。
私はあまりメーカーにこだわりはありませんでしたし、決められているメーカーもすべて大手でしたのであまり気になりませんでしたが、キッチンはLIXILがいい!などのこだわりがある人は、最初に確認したほうがいいかもしれません
まずは家の顔と言ってもいいキッチンについてご紹介します。
キッチンはアイランドキッチンにしたい!
前回の記事でご紹介した間取りを見ていただくとわかりますが、我が家(妻)の要望はアイランドキッチンです。
アイランドキッチンは、対面キッチンの1つで、壁から離れた独立した場所に、島のように設置されることからそう呼ばれています。
おしゃれなデザインや開放感があることから人気のキッチンで、妻もそのデザインに惚れ込んでおり、アイランドキッチンを希望していました。
アイランドキッチンのデメリットとしては、壁から独立しているためスペースを多く必要とし間取りが制限されることや費用が高くなることなどがあります。
タマホームでもアイランドキッチンを採用することはもちろんできますが、オプション費用がかかります。
費用については、採用するメーカーなどにもよるとは思いますが、私の場合はアイランドキッチンに変更するためだけでもオプション費用が30万円ほどかかってしまいました。
キッチンの標準仕様
タマホーム「大安心の家」で用意されているキッチンの標準仕様は以下の通りです。
クリナップ「ステディア」
これが私のプランでは指定されていた仕様になります
クリナップの特徴は内部までステンレス素材を採用しており、耐久性が高く、サビや水汚れ等に強く掃除がしやすいところです。
上記の通り内部、骨組みまでステンレス素材でできているため、細かいところまで汚れ・カビ・においがつきにくく、掃除がしづらいところに汚れが付きにくいのは嬉しい機能だと思います。
タマホームの標準仕様はビルダー向けの「ステディア」になります。
タマホームの大安心の家のカタログになりますが、前述のステンレスのキャビネットのほかに、
ハンドシャワー浄水栓、床下収納、流レールシンク、洗エールレンジフードが強みのようです。
LIXIL
LIXILは住宅設備の最大手メーカーになります。
システムキッチンにおいては多様な価格帯の商品を展開しており、一戸建てから分譲マンション、単身世帯用の住宅までさまざまな広さのキッチンに対応できます。
LIXILの特徴は収納容量と使い勝手の良さを兼ね備えたキャビネットと癖がなく洗練されたデザインが特徴です。
タマホームの標準仕様は残念ながら公式HPに記載がなく、おそらくこちらもビルダー向けの商品になるかと思います。
大安心の家のカタログでは、アシストポケット&シェルフ、キレイシンク(人造大理石シンク)、人造大理石ワークトップが売りのようです。
永大産業
永大産業は総合住宅資材メーカーで創業1946年の老舗企業です。
LIXILやタカラスタンダード、クリナップに比べてシステムキッチンの知名度は低いですが、プロが選ぶ人気キッチンランキングでは上位に入るほどの人気メーカーです。
永大産業のシステムキッチンの特徴はステンレスカウンターやシンク、パーティクルボードも自社で国内生産しているため、品質の高さです。
特に永大産業のステンレスシンクは日本製で最高級のSUS304という素材を使用しているため、サビや汚れにも強いです。
永大産業も多くのシステムキッチンのラインナップがあり、タマホームの標準仕様がどれなのかは記載がありませんが、タマホームにある画像と永大産業にある画像を見る限り、「ラポッテ」という商品ではないでしょうか。
永大産業の強みはモバイルラック、包丁差し、インナーポケットと収納に工夫が凝らしてあるようです。
タカラスタンダード
タカラスタンダードは、キッチンや洗面台の国内シェアがトップクラスのメーカーです。
特徴としては耐久性と清掃性に優れたホーロー製のキッチンが特徴です。
こちらもタマホームにはどの商品が標準なのか記載がありませんが、ビルダー向け商品のグランディアになると思います。
タカラの売りはやはりホーロー素材のようです。キッチンパネル、整流板もホーローで毎日のお手入れが楽になるようです。
クリナップのショールームに行ってきました
4社ともそれぞれの強みがあってどのメーカーを選んでも大きな違いはないのではないかと思います。
そのため、私は指定通りにクリナップのキッチンを選択しました。
設備についてはそれぞれのショールームに行って、仕様の確認とオプションの確認をする必要があるようです。
タマホームの営業さんに近くのクリナップのショールームを予約してもらい早速行ってきました。
やっぱりセラミックのワークトップかっこいいーー!!!!!!
ショールームの一番目立つところにある最上位のシステムキッチンを見て、そのスタイリッシュないでたちに思わず声が出てしまいました。
実際に採用されているお家を何軒か見たことがありますが、そのときから憧れがありました。
オシャレですよね、セラミック。
手触りもすべすべでできることなら採用したかった……。
ただ、セラミックにするためにはキッチンのグレードを上げる必要もあり、かなりのオプション費用がかかってしまうようです。
100万円近い差額があるようで、泣く泣く諦めました
インスタやYouTubeでみるキラキラなセラミックのアイランドキッチンさようなら……
最後にもう一度セラミックのワークトップを触り、キッチンの打ち合わせを進めました。
最終的にキッチンはほとんど標準仕様にしました。
ワークトップは人工大理石。
色は本当は黒系が良かったけどそれはオプション費用がかかるらしいので、そこにお金をかけるのはちょっともったいないので白にしました。
一つだけ食洗器は深型に変更しました。
これはネットを調べると多くの先人の施主様たちがおすすめされているものですが、当然採用にはオプション費用がかかります。
たまたまキャンペーンでオプション費用無しで導入できたので、ラッキーでした。
またカップボードについても、キャンペーンでオプション費用無しで導入できるという事なので、デザインはタマホーム指定のものでしたがそちらを採用しました。
キッチンはできるだけこだわりたいですが、そもそもアイランドキッチンへの変更にお金がかかっているので、私の身の丈に合ったキッチンはこんなものかなと思います。
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