タマホームで家づくりをすると決めてから、本格的に打ち合わせが始まりました。
初めに私たちがどういう家を建てたいか、土地を探してもらう際にもある程度伝えていましたが、改めて夫婦それぞれの要望を営業さんに伝えるところから始まりました。
要望を受けたうえでの間取り提案
夫婦の家づくりの要望
まずは夫婦がどのような家を建てたいかイメージを持っているのかですが、正直に言って私はあまり間取りについて要望はありませんでした。
夫婦で共通している要望と基本的な間取りとしては平屋建て、夫婦の寝室(ウォークインクローゼット含む)、子供部屋2つ、LDKとその中に和室が欲しいという事でした。
- ランドリールームが欲しい
- LDKは広めがいい(20帖以上)
- パントリーが欲しい
- キッチンはアイランドキッチン
- リビングの窓は大きめの窓がいい
間取りに関しての妻の要望はざっくりとこのくらいでした。
ランドリールームについては、今住んでいるアパートが浴室乾燥付きなのですが、乾燥性能があまり高くなく、天気の悪い日や冬などはただ浴室乾燥をかけているだけでは生乾きになってしまうので、少量ずつ乾燥し、頻繁に服を入れ替えたり、向きを変えたりと手間がかかっていました。
私はかなり大雑把な性格なので生乾きでも気にしないので、平屋建てでランドリールームを実現するとなると、4LDKになってしまうため家の広さも広くなり、費用も大きくなるため重要視していなかったのですが、きれい好きな妻には我慢ができなかったようです。
提案された間取りがこちら!
これらの要望を営業さんに伝えて、間取りの提案がありました。
ふーむ、なるほど?
正直な話、知識があまりない私にはこの間取りがどうなのか判断できませんでした。
後から知ったのですが、ネットで複数のハウスメーカーに間取り等の資料請求ができるサイトがあるようです。
この時に知っていればほかの会社からも間取りを提案してもらい、比較できただろうなと少しだけ後悔しています。
簡単、無料で複数のハウスメーカーに一括で資料請求できるサイトについてはこちらの記事でご紹介しています!
図面の表記はユーティリティとなっていますが、これがランドリールームです。
浴室が二つありますが、正しくは右上が浴室でその隣は脱衣室になります。
つまり脱衣室の洗濯機から洗濯物を取り出し、ユーティリティ(ランドリールーム)に洗濯物を干し、乾いた服はファミリークローゼットにしまう、といった動線になります。
もう一つの特徴は広めのシューズクロークでしょうか。
来客は玄関から直接ホール、LDKに入り、ゆくゆく必要になるであろう子供たちの自転車等をシューズクロークに置き来客からは見えないようにする。
自分たちはシューズクロークから家に入り、左上の洗面台で手を洗うといった動線がイメージされているようです。
私が気になったのは脱衣室の狭さと洗面台の位置。
1.365m×1.82mの1.5畳。あまりイメージがわかないかもしれませんが、1.82mで大人二人で肩がぎりぎり触れ合わないくらいなので、そこで服を脱ぐのはちょっと大変かもしれません。
さらにここに洗濯機が入るのでより狭く感じると思います。
子供が大きくなったらそれぞれ一人ずつ風呂に入るだろうから、あまり気にならないのかな……
さすがにこの狭いスペースには洗面台は入らないことと、洗濯機とランドリールームとファミクロの位置の関係上、トイレが脱衣室から遠くなったことから洗面台が廊下に置いてある形になっています。
このためホールの床は水気が苦手な無垢や突板などは難しくなるような気がします。
また、玄関からも遠くなるため前述のようにシューズクロークから家に入ることをイメージされているのですが、結局面倒くさくなって玄関からそのままLDKに入って、キッチンで手を洗うようになりそうだなとちょっと思いました。
ちなみに外観のイメージはこんな感じみたいです
間取りの提案を受けて本格的な打ち合わせ開始!
この間取りをたたき台にして要望とのすり合わせを行っていくのですが、結論から言うと最初に提案された間取りから大きな変動はありませんでした。
1から間取りを考える能力は私にはありませんし、動線を考えるとこの配置より良い配置は思い浮かびませんでした。
素人がゼロベースで間取りを考えるのはかなり難しいでしょうし、最初に提案される間取りはかなり重要だなと思います。
タマホームのような間取りを営業さんが考えるハウスメーカーの場合はやはり営業さんの間取り提案力は今後の家づくりに大きく影響しそうです。
動線的に実際に住み始めたらこうしたほうが良かったと思う点は出てくるかもしれませんが、第一印象は悪くないため、私は相性も含めて、いい営業さんに出会えたのだと思います。
間取りの打ち合わせは1か月~2か月で確定させる必要あり
営業さんから提案された間取りをベースとして間取りの打ち合わせを行うのですが、実はここにもタマルールに近いルールがあります。
打ち合わせのスケジュールについては別の投稿で改めてお伝えしますが、タマホームの家づくりは他のハウスメーカーや工務店のスケジュールよりもタイトな形になっていると思います。
特に打ち合わせについては、間取りを約1か月~2か月で確定されることを求められており、それを大きく超えてくると追加費用が掛かる恐れがあるそうです。
スケジュールがタイトである理由の一つが、打ち合わせ時間の締め切りを定めることで営業さんの拘束時間を減らし、打ち合わせにかかる人件費を抑制するためです。
打ち合わせは当然ながら営業さんの時間を拘束するため、会社としてはそこに人件費が発生しています。
そこを短縮することが、ローコストを実現している理由の一つでもあり、施主にとってもメリットがあります。
締め切りが定められているからと言って打ち合わせの回数が少なくなるわけではなく、私も毎週土曜日か日曜日だけでなく、平日も妻だけで打ち合わせを重ねて理想と実際の間取りをすり合わせていきました。
間取りを早く確定させるためには、打ち合わせ終了後、次の打ち合わせまでに課題や要望を考えてある程度形にしておく必要があります。
ちなみに私は、10月中旬に間取りの打ち合わせをはじめ12月上旬に間取りが確定しました。
同時並行でローン審査や土地契約を進めるためスケジュールにはある程度融通が利きそうです。
確定した間取りがこちら!
2か月くらいの打ち合わせを経て、確定させた間取りがこちらになります。
ここから先はほとんど妻の要望を反映させていった形となります。
私があまり自己主張が得意ではないこともあり、我が家では基本的に発言権は妻にあります(笑)
最初の間取りと比べて部屋の配置などは変更はありません。
図面に表記がありますが、部屋の戸はほとんどが吊り戸になっています。
今のアパートが下にレールのある戸なのですがそこに埃が溜まって掃除のストレスになっているため、下にレールがないものを設置しています。
オプション費用がかかりますが、6か所を変更して6千円くらいだったのでそんなに高くありません。
掃除のストレスを考えたら必須ではないかとさえ思います。
間取りの主な変更点は以下の通りになります。
LDKを21帖から24.5帖に変更
妻の要望が広いLDKだったため当初よりLDKが広くなっています。
その分建物の延床面積も101.02㎡→112.20㎡に増えています。
もちろんその分建築費用も高くなっています。
LDKを広くした理由は前述の理由だけでなく、画像中央の冷蔵庫を置くためのスペースの下にパントリーを増設するためでもあります。
あわせてシューズクロークも広くなり、靴を置くための棚を設置することとし、袖壁を追加しました。
冷蔵庫の右側のシューズクロークにはコートなどの上着をかけるためなどの棚を設置する予定です。
また、シューズクロークの袖壁の左側にはゆくゆくは冷凍庫をおきたいと考えています。
子どもが二人とも男の子だから将来弁当などに使う冷凍食品や、安い食材を買って冷凍保存するといった必要が出てくるのでセカンド冷凍庫は欲しい!
また、妻の要望により玄関にニッチを作り、タイル張りにする予定です。
キッチン側の収納を一つ増設
さらにキッチンの収納を一つ追加しました。
どちらもパントリーと表示はなっていますが、妻はルンバをはじめとする掃除用品などの収納場所にしようと考えているようです。
和室を6帖から4.5帖に変更
最初の間取りではキッチンのスペースが狭かったのと、キッチンと和室の間のスペースも狭かったため、和室を6帖から4.5帖に変更しました。
この和室については床高を変更し段差を作ることにしました。
ただ段差は小さい子供がいるためあまり高くすることはせず、60㎝くらいにする予定です。
また、以前の記事でタマルールの一つに4mおきに壁か柱を置く必要があるという事を紹介しましたが、その事情により、和室とLDKの間に柱を置く必要があり、見た目の理由から格子壁を作ることとしています。
ちなみに和室の畳はイグサか和紙のものがあり、メンテナンスやデザイン性も含めてヘリの無い和紙にしましたが、和紙にした場合はオプション費用がかかり4.5帖で10万円ほどのプラスになります。
LDKの画像右下部分にエコカラットを追加
LDKの右下部分はテレビを設置する予定ですが、その壁にはエコカラットを追加することにしています。
これは、妻の強い要望で部屋の見た目の問題で、エコカラットをどうしても入れたかったようです。
これも当然オプション費用が掛かるのですが、こちらはタマホームの25周年キャンペーンを利用しオプション費用無しで入れることができました。
画像左上の洋室付属のウォークインクローゼットの面積を縮小
図面上に寸法注意という表記がありますが、ウォークインクローゼットを1820×1365から1820×1265に変更しています。
わざわざ面積を縮小した理由はウォークインクローゼットの下側の壁に洗面台がありますが、その洗面台が原因です。
当初の図面をよく見ていただければわかりますが、洗面台がトイレ側の壁より若干はみ出ています。
私は全く気付かなかったのですが、妻が気になって聞いてみると、壁の長さは455mmで洗面台は530mmが仕様となっており、壁の厚み等を入れても若干洗面台が壁からはみ出てしまうようになっていました。
そのため、ウォークインクローゼットの壁を手前に寄せることでトイレ側の壁を長くしはみ出ないようにしました。
ただその変更により、ウォークインクローゼットの幅が狭くなったことでウォークインクローゼットの入り口のドアが設置できなくなってしまいました。
ウォークインクローゼットはドアが付いていないものも結構ありますが、ドア無しは妻が猛反対しました。
ウォークインクローゼットには夫の服をメインに収納するので、その匂いが寝室全体に充満するのは嫌!!
そうです、理由は私の加齢臭です(笑)。
自分では気づかないのですが、今の私の服をしまっているクローゼットも臭うようです(泣)。
苦笑する営業さんと色々と考えて、ロールスクリーンを設置することで何とか納得してもらいました。
ランドリールーム(画像ではユーティリティ)と脱衣室を統合し、一つの部屋にする
当初の計画では脱衣室が狭くなると前述しましたが、やはりそこはネックになりました。
子どもが大きくなった時のことを考えて、ランドリールームの乾燥効率は落ちてしまいますがランドリールームと脱衣室は1つにすることにしました。
床下点検口と天井点検口が必須でしたので、どっちもこちらに設置することにしました。
また、洗濯物をたたむための棚も設置するようにしています。
ちなみに……外観も変更しています
当初のイメージ図から妻の希望で寄棟屋根に変更しました。
見た目で変更しましたが若干費用も安くなるようです。
また、25周年キャンペーンでオプション費用無しで太陽光パネルを設置できましたので、設置しています。
発電量は3kwとあまり多くはありませんがオプション費用無しでできたのはラッキーでした。
また、西側に太陽光を設置したのは南側がすでに大きな2階建ての建物が建っているため、次善の策で西側になっています。
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