タマルールってホントにあるの?

家づくり

条件に近い土地や営業さんとの相性、キャンペーンなどの理由によってタマホームで家を建てることを決めた私ですが、ネットを調べるとタマホームへの気になるレビューがあることには変わりません。

そのレビューについて不安を払しょくするためにも営業さんにぶつけてみました。

タマルールって本当にあるの?

タマルールとは

タマホームには独自のルールがいくつかあり、世間ではタマルールと呼ばれています。

間取りのルールや設備に関するルールなどネットで調べると多くのルールがヒットします。

そのすべてを私も把握しているわけではありませんので、気になったいくつかのルールについて確認してみました

間取りの提案力がないってホント?

タマホームは間取りの作成を営業さんが担当されるようです

実際に営業さんに確認してみると事実のようで、基本的に設計士さんは最終の確認(強度の確認など)をするのみのようです。

理由としては、タマホームはコストダウンのために従業員の数がほかのハウスメーカーに比べても少ないそうで、それがタマホームのコスパの良さを実現している理由の一つのようです。

ただ、間取りの作成を営業さんが行っているハウスメーカーは意外と多く、ローコストハウスメーカーは多くが営業さんが行っているようです。

提案力についても聞いては見ましたが、さすがに自分で提案力がありません!なんて豪語するわけはなく、要望を聞きながらより良い間取りを作っていきますという感じの答えでした。

潤沢な予算があるならいざ知らず、予算に限りがある私にとっては選択の余地がある問題ではないようです。

4mに1つ壁か柱を置かなければいけない

タマホームでは住宅の構造上、強度を確保するために壁か柱を一定の間隔で置かなければならず、これは、後に実際に間取りを作成した際に広くしたLDKの中央付近に柱を置かなければならなかったので、事実のようです。

これは家の強度を確保するために仕方がないことですし、基本的には1辺4m以上の大きな部屋を作る予定はありませんでしたので大きな影響はありませんでした。

ただ、LDKの柱は正直かなり邪魔だなと思いましたし、ないほうが見た目的にもよかったので、残念ポイントの一つではありました

私の場合は柱を一本置くだけでよかったので、柱と柱の間に格子を入れてデザイン性を持たせることで妥協しました。

1部屋における窓やコンセントの数が限られてくる

タマホームでは1つの部屋に設置できる窓とコンセントの数が限られており、増設する場合はオプション費用がかかるようです。

窓については、1部屋に2つまでとなっており、そもそもそんなにたくさんの窓を1部屋に設置する予定はなかったので私にはあまり影響がありませんでした。

また大きさも大きくするとオプション費用が掛かるようですが、これも私には影響がありませんでしたし、窓を大きくしたら高くなるというのはどのハウスメーカーでもあまり変わらないのではないかなと思います。

ただ、コンセントについては、ネットの口コミや住宅系YouTuberさんなどもできるだけコンセントは多いほうがいいという意見があり、確かにアパートで生活していても欲しいところにコンセントがなく、スマホや家電の充電などに不便を感じたこともあるため多いほうがいいのかなと思っていました。

これについても、標準仕様としてコンセントの数を定めているハウスメーカーが多く、タマホームに限ったルールではないという事でした。

コンセントについては、今後設置を考える際にしっかりと打ち合わせ、シミュレーションをして無駄がないように考えていきましょうということでしたのが、後々大いに悩むであろうポイントだとは思います。

施工する下請け業者によって工事の質にばらつきがある?

タマホームに関する口コミを調べると多く出てくるものの一つがこの問題だと思います。

タマホームの特徴として施工管理に中間業者を挟まず自社管理方式があります。

この方式が中間業者にかかるコスト削減と、工期の短縮を実現しているということです。

ただ、実際の工事については、当然タマホーム所属の大工さんがするわけではなく、下請けの業者が行うこととなり、そこの管理が行き届いていないからか、施工不良や対応の悪さが口コミとしてあふれています。

家は一生に一度の買い物ですし、基本的には気に入らないからもう一度買い替えるなんてことはできないものです。

毎日その家で過ごすわけですから、施工不良なんてあった日には、思い出したり目にするたびにいやな気持ちになってしまいそうです。

営業さんに確認したところ、工事を下請けに任せるというのはタマホームだけに限ったものではなく、ハウスメーカーの多くが任せているようです。

いわれてみれば、多くの家を建てる必要があるハウスメーカーが自分で大工さんたちを大量に雇っているというのはコストがかかりすぎですし現実的ではない話です。

結局は下請け業者さんをちゃんと管理できているのかというところに行きつくかと思いますが、タマホームは地域ごとにいくつかの下請け業者さんを確保しており、状況に応じローテーションを組んでいるようです。

営業さんはどの業者さんもちゃんと連絡を取り合っており、信頼のおける業者さんですよと言ってくれました。

まあ、管理してないですよなんて自分から言うわけがないので、全面的に信用できるかどうかは難しいところですが、ほかのハウスメーカーに変えてもついてくる問題ですし、結局のところ営業さんを信じるしかないということでしょう。

口コミの母数が多いことが悪評の多さの理由の一つ

ほかにもタマホームに関する悪評は探せば探すほど出てくるものですが、上記に挙げたように問題の多くがタマホームに限った問題ではないものが多いように感じました。

私が憧れていたけれど金銭的な理由からあきらめざるを得なかったハウスメーカーならまた違うでしょうが、とはいえ私にはその選択肢を取ることはできません。

あくまでタマホームはローコストハウスメーカーであることを念頭に置いて考える必要があるでしょう。

黒毛和牛
黒毛和牛

そうはいっても施工不良等については目をつぶることはできないので、今後も動向を見ながら家づくりを進めていく必要がありますね

では、なぜタマホームばかりの口コミが目立ってしまうのでしょうか。

理由の一つが施工棟数の多さにあると思います。

タマホームは2022年度の注文住宅新設着工棟数が全国3位(タマホームHPより)となっており、全国で多くの家を建てています。

タマホームで建てた人が多いという事は、その分口コミの件数も多くなり、口コミの件数が多くなればその分いい口コミも増えますが、基本的にはよくない口コミも増えることになるでしょう。

確かにタマホームについての口コミにはいい口コミも多いのですが、私も以前はあまり知らずにイメージだけでタマホームにいい印象を持っていなかったところもあります。

とはいえ、完全に安心して信頼していいかというとそうではなく、今後の営業さんとの打ち合わせの中で意見と要望を伝えながら進めていくことが重要だと思います。

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